「はぁ、この鯖は多いな」クライアント職人はそうつぶやきながらWebUIを見る。「WebUIは利口すぎるんですよ。だけど柔軟性が無い」「ほら固まった」ブラウザは一切操作を受け付けなくなってしまった。慣れた手つきでタスクマネージャーを開きながら職人は続ける。
「このサーバにはカスタム絵文字が6000個もあるんですよ。レイジーロードやページングは必須。でもWebUIはそれをしていない。そういう細かいところもね、お客さん厳しいんですよ。大量生産、大量asset:precompileなクライアントじゃお客さんには満足してもらえないよ。だから俺はクライアントを作り続ける」

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そんな職人にも転機がやってきた。Misskey対応である。「そもそも認証がOAuthじゃないから、そこでほとんどの人が挫折してしまうんだよね」かつてを懐かしみながら語る。「昔はね、ドキュメントなんてなかったんですよ。だからソースコード読んで実装してた」.tsという動画ファイルと、.jsonという奇妙な拡張子から少しずつトライアンドエラーを重ねてきた。「今はドキュメントありますからね。もう俺の時代は終わりなのかな」急に職人の背中が小さくなったように見える。「正直なところ、MastodonとMisskeyの条件分岐が辛くなってきた」最後になって、ついに本音を吐露した。
最後に言いたいことはありますか、と尋ねた。「MisskeyのAPIなんもわからん」職人は一言だけ答えた。

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